NEC(日本電気株式会社)は、米ハワイ州の主要5空港で生体認証・映像分析技術とサーマルカメラ(人の体温を検知するカメラ)を組合せて感染症対策ソリューションを納入する。
体表温度が高い人物の検知と空港内での移動経路の可視化するなど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはじめとする感染症対策として活用し、ハワイ州への観光・ビジネス客の安全・安心な旅と、州民の安全対策に貢献するとしている。
導入するのは、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(オアフ島)、エリソン・オニヅカ・コナ国際空港(ハワイ島)、ヒロ国際空港(ハワイ島)、カフルイ空港(マウイ島)、リフエ空港(カウアイ島)の5空港。
ハワイ州のプライバシー保護要件に準拠。設定した体温以上を検知した人物の画像のみ保存し、空港の係員が対象者に健康上の注意や検査が必要か否かを判断する目的に限り、使用するという。画像は30分以内に消去され、外部の機関に共有されることはないとしている。
◆参考記事
・Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/922b761aff70b93be4752bb0e820a97cee2a5dc7
・エンタープライズ
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2007/20/news058.html